2025.6.1（日）
函館市新川町近郊 新川グリーンベルト
「 安堵との狭間で 」
この日は無事に、江差追分全国大会函館地区選抜大会を通過し、安堵しながら一人祝杯を挙げに大門へ向かう途中の夕陽。この情景が観れる幸せが、この街にはあります。しかしながら大会において、この唄を挑戦する他にも、舞台設営や大会進行など前日から当日朝から終わりまで行い、やり遂げた感は有りますが負担が大き過ぎるのが現状です。下手くそだけど唄い手として出場も控えている中での裏方仕事をこなすのは、気持ちと身体が唄に集中出来ず自分と向き合う余裕もなく疲労困憊なんです。しかも、追分会も若い担い手が殆ど居らず、運営のこともやるしかない状況でもあるし、仕方のない実情でもありますが、仕事も趣味も同様ですが「若いから期待している」という組織からの言葉が来年50歳を控える自分には（いわゆる氷河期世代だから立場的に仕方ないとは思いつつも）、酷過ぎると言いますか正直かなりしんどい心境です。それぞれの業界の行く末を考えるなら、本当に危うさしか感じない事態だと思います。案の定、この日のお酒は結果の嬉しさ以上に心も身体も疲労がピークだったようで、後半の記憶が断片的になり大丈夫だったのかと、お世話になっているお店の方々に迷惑を掛けないよう、気を付けなければと反省しています。このまま続けるべきか、辞めるのは簡単ですが仕事も趣味ももがきながら人生の道筋を見極め、出来るだけ後悔の無いよう選択して行きたいと思います。
〜 Spring 2025 〜

函館市
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