2021.5.26（水）
江差町姥神町
「 皐月蔵チャミセ 」
久しぶりにこちらへ。大変お世話になっていた店主の近藤美智子さんが先月他界され、正直今でも寂しい気持ちでいっぱいです。自分が行く時にはいつもタイミングが良く、バル街出店の試作品を頂けたり、メニューに無いお抹茶を頂けたり、ほんと思い出に残ることばかり。江差へ来る友人の皆さんへの予約の際には色々心配りして頂き、特に冬場の冬季休業の中でしたが、遠方から江差へ来られる方が居り、相談した際にも「用意出来るものが限られますが、それでも良ければ是非」とお店を快く開けてくれたり。いつも暑苦しい自分の話に、「うんうん」って優しくあいづちして聞いてくれる姿。キュートで誰にでも丁寧に暖かく接してくれる美智子さん。今思い出すと、その暖かい優しさに涙が出ます。そして、美智子さんのおかげで江差追分関係の方々や町内の素晴らしい方々と交流することが出来て、本当に感謝しきれません。沢山の大切な出会いの場であるチャミセが、今後どうなるんだろうかと気にかけていたら、一緒に切り盛りされていたスタッフさんが引き続きお店を開けるということで、時間を作って伺った次第です。美智子さんの生前のお話を丁寧にして頂き、周りのご友人の皆さんや大切なご家族との時間、少しでも一緒に過ごされたことが出来たこと。ホッとしました。お店には、今も美智子さんの使っていた前掛けが丁寧に置かれており、スタッフさんが「そばに居てゴウさんの話を聞いて一緒に笑ってくれてるんじゃないかな」と談笑しました。それぞれの大切な思い出と共に、この場所が江差町の郷土料理を堪能しながら歴史や文化を肌身で感じて頂ける場所として、そしてこれからも沢山の方々の出会いと交流の場としてあり続けて欲しいなと思います。最後に、美智子さん沢山お世話になりました。私は変わらず、突っ走ります。そっちの世界でも、楽しみながら観ててください。そして、また会う日まで。

皐月蔵チャミセ
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